環境・リサイクルへの取り組み

持続可能な社会の実現に向けて、北勢市場においても様々な環境・リサイクルへの取り組みを行っています。食品廃棄物のリサイクルを進めるだけでなく、包装容器やパレット、発泡スチロールなどの資材のリサイクルにも積極的に取り組み、環境負荷の低減を実現することを目指しています。

北勢市場の環境への取り組み例

市場水産会社及び魚屋さんから投棄された魚アラを集めて、業者引取りを行ない専用工場で魚油・魚粉に加工しています。
加工された魚油・魚粉は飼料・肥料の原料として再利用されています。

市場内で利用した発泡スチロールは場内ゴミ集積所内の減容機によって、
溶かされて高密度のインゴットに加工されます。
加工されたインゴットは出荷され、工場でペレット状になり、新たな発泡スチロールやプラスチック製品の原料となり国内外で需要があります。

場内で使用して割れたりして使えなくなったプラスチックパレットは業者引取りを行なって他工場で粉砕し、新たなプラスチックパレットやプラスチック製品の原料として使われます。

市場内で使用して割れたりして使えなくなった木製パレットは業者引取りを行なって他工場で粉砕し、木材チップとなり燃料材・製紙原料・ボード原料等に変わります。

市場内で発生したPPバンドとストレッチフィルムはそれぞれ分別して、業者引取りを行なって他工場で粉砕、圧縮・溶解して品目に応じた処理を経て国内外のメーカーへ出荷され、梱包用PPバンド・フィルム等に再製品化されます。

地元NPO法人や企業と協働して、使い切れない食品(青果物等)を必要とする団体やこども食堂につなげています。また、地域貢献となる取り組みに参加しています。